病院・診療所経営で、平成27年分の保険請求も確定された頃かと思います

確定申告のポイントをまとめました。

1.社会保険診療報酬の所得計算の特例

概算経費

年間の社会保険診療報酬(A) 概算経費
2,500万円以下           A×72%
2,500万円超 3,000万円以下 A×70%+50万円
3,000万円超 4,000万円以下 A×62%+290万円
4,000万円超 5,000万円以下 A×57%+490万円
5,000万円超           適用なし

・2人以上の共同経営の場合は分配割合に応じて分配された額を基礎とする

・医師または歯科医師による医業、歯科医業に限定

・確定申告の際にこの概算経費を選択すると、その年分は実額経費へ変更できない

・社会保険診療報酬は源泉所得税差引前で、患者からの窓口負担額も含める。

・徴収不足の窓口負担金については不足相当額を社会保険診療報酬に含める

・処方箋作成報酬も社会保険診療報酬に含める

・医薬品仕入に関して薬品会社より受ける仕入リベートは雑収入

・仕入リベートは社会保険診療報酬の所得計算の特例と関係ない

・医療用器具や備品の除却、廃棄などの資産損失があっても別途経費とはならない

 

2.社会保険診療と自由診療の共通経費の取扱について要注意

.3.特例を適用する場合の青色申告特別控除

自由診療の所得に対してのみ青色申告特別控除額を控除できる

 

その他ご不明な点についてはご相談ください。